HOME>中学受験生を持つ親の役割 |
中学受験では、家庭にいる時間が長い母親の役割が大きいかと思います。共働きの方もいらっしゃいますが、そういった場合は、両親の親である、おじいちゃんやおばあちゃんが支援していますね。 母親は、健康管理と塾への送り迎え。塾の復習の確認。分からない問題のフォロー。家事に加えて、これらが加わってきます。その他、学校説明会、体育祭や文化祭へと子供と一緒に足を運んで情報の収集。父親との時間調整。 中学受験に対応するための、項目を挙げたらきりがありません。夏期・冬期・春期と講習会が始まれば、その対応。本当に、忙しい限りです。ですが、充実した日々を過ごせます。まら、子供と一緒に成長することもできます。 そんな中で、重要になるのが以下に挙げた項目でしょう。、 ●子供の楽しい悲しい嬉しいを一緒に共感する 会話があることが重要で、助詞を十分活用して論理的に話せる訓練を付けることを心掛けて、子供と一緒に楽しんだり悲しんだりすることが子供の発育に刺激を与えます。そうすることで、子供は親に対して信頼を厚くします。 ●鉛筆の持ち方やノートの使い方を教える できる子供は、ノートの活用の仕方が上手です。特に、字の書き方が分かり易いのです。丁寧に書くことを心掛けると、自然と論理的な文章の書き方になるようです。 ●音読をさせて聞いてあげる 音読は、全ての教科に繋がり成績アップが確実と言われています。速読は、文章を理解すると言うよりも、ある一部分を理解する傾向があります。速読の子が分からないと言う問題に対し、音読してから回答するようにと言うと大概は理解し、回答できます。速読を習うよりは音読が重要なのです。 ●キッチンのテーブルなどで母親の声が身近に聞こえるところで勉強させる 家庭の音は、キッチンにあり。と言っても良いでしょう。物心つくころから、自然と耳に入っている音なので、キッチンの音や生活音は勉強に支障はありません。むしろ心地よい音と言う子もいます。子供も気さくにお母さんへ質問できますし、お母さんも回答や、ちょっとしたお話もできますから、意外とキッチンのテーブルは、大活躍します。 ●テレビやゲーム、昨今はスマホを観ない使用しない 苦のない楽しみは、人間の大好きなところです。それに該当するのが、テレビやゲームです。一度、一月でも良いのでテレビとゲームを観ない遊ばないルールを家族で作ってみると良いでしょう。その期間を経験するとテレビやゲームが害があることが良く分かります。 会話も弾みますし、勉強も進みますよ。 ●夫婦の受験への価値観を一致しておく 夫婦で違っていては、必ず喧嘩をします。喧嘩をして一番、嫌な気分になるのが子供です。受験の価値観や教育方針は、十分に話し合っておくと良いでしょう。または、必ずどちらかが引く場面を心得ておく。でしょうね。 ●子供に対しての言動を注意する 強要は、良くないことです。しかし、母親は、常に真剣ですから子供に対して、言い過ぎてしまうことが多いのも事実のようです。子供に対して、否定的なことを言うは注意したいものです。良いところをほめると、自然に悪いところは伸びます。 また、両親揃って否定的なことを子供に言うのは絶対に禁止です。子供にかける言葉は、常に考えて話したいものです。 子供がおじいさん、おばあさんと、会う機会が多い家庭では、親がそれとなくおじいさんやおばあさんに子供の様子を聞くと良いかもしれません。意外と子供は、本音を言っているものです。 ●日頃のスケジュールを管理する 子供に詰め込み教育をさせないためにも、十分に検討したいものです。子供が疲れ切っていては、発育するものも発育しません。英才教育は、誰もが出来、対応出来るものではありません。子供の表情を見ながら親としての役割を考えたいものです。 4年生は、2日程度は自由な時間が欲しいものです。5年生は、1日程度。6年生は、週に数時間。中学受験の勉強がスタートすると常に勉強となります。しかし、子供には、息抜きも必要です。1時間でも十分です。そのスケジュール管理が中学受験を成功させる重要な要因になることを心に留めておきましょう。 以上と考えます。当たり前のことが、難しいのが中学受験です。特に母親は、常に子供と一緒ですので、ついつい色々なことが見えて、あれしなさい。これしなさい。母親は、自分自身の不安を消すために子供に強要してしまいます。 精神を上手にコントロールするのは、難しいので夫婦で役割分担を明確にしておくと良いでしょう。 父親が悪者役になっていれば、大概上手く行くようです。また、父親は、冷静に客観的に見ることができる位置づけでもあります。お母さんが精神的に疲れていたり、子供がなんとなく勉強に身が入っていないなっどは、上手にフォローしましょう。 関連情報 |