中学受験のテクニック



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中学受験は必要か

 中学校の受験は、本当に必要なのでしょうかと質問される方がおりますが、その答えは無いと思います。
 受験を通して子供の成長と親の成長にどの様な影響を与えるのか、我が子を通して経験したことを紹介します。

 中学校を受験することは必要なのか?
 受験
をすることで子供がどの様に成長したのか、親がどの様に成長するのか、受験をするのとしないのとでは、人生にどの様な影響があるのか。これらについて紹介します。

子供の成長
 中学受験を考え始めるのが、一般的に5年生ぐらいです。私の知り合いもそうでした。また、我が子の場合もそうでした。しかし、本当に中学受験をする必要があるのか?で非常に悩みました。少しでも良い教育を身に付けさせてあげたいと思いつつも、遊ぶ時間も惜しんで勉強する必要があるのか?葛藤がありました。
 とりあえず、親も時間がありましたので学校説明会や公開授業に目的もなくふらっと行きました。当然、子供も連れて行きましたね。我が子の場合は、学校見学をしている中で、この学校に入りたいと意識が変化したので親として中学受験をしようと決めました。
 そこから、受験モードです。
 基本的に親がバックアップを思いっきりしていましたね。(^^;)
 ですが、子供も塾に通うようになり自分で判断して行動するようになりました。しかし、ずるずると遊んでしまう場合もありましたから、親が調整していました。
 受験をしなければ、電車で塾通いの経験もできなかったでしょう。また、2年間での情報量を身に付ける経験もできなかったでしょう。
 子供の能力に驚かされました。
 受験をすることになって、遊ぶ時間も減り遊びたい感情をコントロールし我慢も覚えました。ストレスに対しての対処方法も覚えたようです。
 目標設定した点数に到達すると達成感も覚えたようです。しかし、体を動かし遊びながら得る達成感の方が良いな!と後になって言っていましたね(^^)
 しかし、こんなことが言えるのも行きたい中学校に入れたからだとも思います。

親の成長
 当初、中学受験を決めるのに非常に迷った時がありました。そんな時、中学受験 (岩波新書)があることを知って、すぐに購入し読んだものです。なるほど、私立中学校の人気で受験が過熱しだしたのは私立中学校や塾の先生に踊らされているのか?しかし、我が子の場合は、いや違う!子供が行きたいと自ら望んでの中学受験だ!この本に書かれていることは関係ない!そう思いました。他にも、はじめての中学受験 これだけは知っておきたい12の常識を読んで中学受験がどの様なものなのかも知ることが出来ました。常識が常識でないことも知りましたね。
 親として、成長した?この問いには疑問を感じます。勉強しなさい!まだ終わっていないの!だらだらしない!早くしなさい!
 言ってはいけないキーワードを連呼していたように思います。(^^;)子供は頑張っていました。しかし、親としてつい言ってしまう!そんな日々だったと思います。そんな日々が続き親としても多くを言わないように努力もしました。遠くから見てフォローするようにも心がけました。
 しかし、子供に比べて親の成長なんかは、たかがしれたものです。親としては、中学に子供が入学してからが本当の意味で成長するのだと思います。
 子も親も経験は、無駄にはならない。無駄がなんなのかもわかりませんが!私としては、人間は経験した事は全て身になる。無駄なことは一つもないと思っています。
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